2018年04月29日
ネイティブはこう言う、こう言わない
「ネイティブはこう言う、言わない」という類の本が多数出版されています。母語話者であれば誰でも書ける本ですし、日本にはネイティブ信仰者がいるので、英語学習本として需要と供給があると言えます。
しかし、その質はピンからキリまで様々です。英語学習者にとって、この手の本を買って読む必要があるかと言うと・・・目からウロコが好きな人は読んでも構いませんが、学習効率は低いと思います。
1. 著者の主観に基づくことが多い
先日紹介したように、「containという単語は専門的に聞こえる」とか「oftenは固い感じがするため日常会話には不向き」とか「veryは客観的な意見を述べるときに使うのがふつう」など、的外れな指摘が少なくありません。海外ドラマのスクリプトやYouTubeやLongman Communication 3000で調べると、著者の主張に誤りがあることが分かります。
2. 書いてある内容に無駄が多い
「ネイティブはこう言う・言わない」という本では、不自然な文と自然な文の対比が基本構成になっています。つまり、ページをめくる度に「不自然な英文」を読まされることになります。それよりも、自然で正しい英文だけ繰り返し聞いたり音読する方が効率的です。貴重な学習時間を割いて、わざわざ「不自然な文」に触れる必要はありません。
3. 日常会話とは
内臓脂肪より軽い脳しか持っていないブタは「oftenは固い感じがするため日常会話には不向き」と主張していますが、「日常会話」という概念がそもそも曖昧です。海外ドラマは日本人が日常会話(英語)に触れる良い機会を提供してくれます。たとえば、10歳や5歳児が頻繁に登場するファミリードラマ(Full House)では、周囲の大人も話す内容を子供に合わせる傾向にあります。一方、医療ドラマや法廷ドラマで活躍する主人公の日常はもっと知的レベルが高いです。特に職場で英語を使う日本人は、くだけすぎた英語より、どちらかと言えば「書き言葉としても話し言葉としても通用する」セミフォーマルに近い標準英語を身につける方が「無難」だと思います。
4. 日本人はEFL学習者である
日本人はEnglish as a Foreign Language (EFL) learnersです。私は過去6年間に英語を話したのはたった1日だけです。それ以外はHi/Helloのひと言すら発していません。ですから、contain somethingとhave something in itを使い分けることに気を配る必要性は極めて低い(実質的にゼロ)です。ネイティブと同じくらい自然な英語を目標にできる人は別として、「やや固くてぎこちなさは残るが、誤解されず相手に失礼のない無難な英語」を目標にする方が現実的ではないでしょうか。
「ネイティブはこう言う・言わない」という本を読めば「なるほど~」と感心することもありますが、微妙なニュアンスを学ぶよりもっと優先すべき課題が沢山あります。学習効率を考えると、この手の本を読む暇があったら他のことに使うべきだと思います。これはあくまで私個人の意見ですが。
5. すべての英語学習者が区別すべき事
日常会話でa lot ofを使うかmanyを使うか神経質になる必要は無いでしょう。確かに使用頻度はa lot ofの方がやや高いですが、manyを使って聞き手が戸惑ったり顔をしかめることはありません。
一方、containとincludeは区別すべきです。This coffee contains a lot of caffeine.は正しいですが、This coffee includes a lot of caffeine.は間違いです。これは「ネイティブはこう言う・言わない」ではなく、「EFL学習者でも必ずこう言わなければならない」というレベルの問題です。この意味で「ネイティブはこう言う・言わない」本を買う必要はないが、「類似表現の使い分け」本は実用的で読むと為になると言えるでしょう。
珍しくまともな記事をアップしたので、ドヤ顔をしている ... (^_^v)
読者から反響がないので少し戸惑っている ... o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)o
渾身のネタがウケなかったことに気付く ... ( ̄O ̄)
しょんぼり ... (´・___・`)
しかし、その質はピンからキリまで様々です。英語学習者にとって、この手の本を買って読む必要があるかと言うと・・・目からウロコが好きな人は読んでも構いませんが、学習効率は低いと思います。
1. 著者の主観に基づくことが多い
先日紹介したように、「containという単語は専門的に聞こえる」とか「oftenは固い感じがするため日常会話には不向き」とか「veryは客観的な意見を述べるときに使うのがふつう」など、的外れな指摘が少なくありません。海外ドラマのスクリプトやYouTubeやLongman Communication 3000で調べると、著者の主張に誤りがあることが分かります。
2. 書いてある内容に無駄が多い
「ネイティブはこう言う・言わない」という本では、不自然な文と自然な文の対比が基本構成になっています。つまり、ページをめくる度に「不自然な英文」を読まされることになります。それよりも、自然で正しい英文だけ繰り返し聞いたり音読する方が効率的です。貴重な学習時間を割いて、わざわざ「不自然な文」に触れる必要はありません。
3. 日常会話とは
内臓脂肪より軽い脳しか持っていないブタは「oftenは固い感じがするため日常会話には不向き」と主張していますが、「日常会話」という概念がそもそも曖昧です。海外ドラマは日本人が日常会話(英語)に触れる良い機会を提供してくれます。たとえば、10歳や5歳児が頻繁に登場するファミリードラマ(Full House)では、周囲の大人も話す内容を子供に合わせる傾向にあります。一方、医療ドラマや法廷ドラマで活躍する主人公の日常はもっと知的レベルが高いです。特に職場で英語を使う日本人は、くだけすぎた英語より、どちらかと言えば「書き言葉としても話し言葉としても通用する」セミフォーマルに近い標準英語を身につける方が「無難」だと思います。
4. 日本人はEFL学習者である
日本人はEnglish as a Foreign Language (EFL) learnersです。私は過去6年間に英語を話したのはたった1日だけです。それ以外はHi/Helloのひと言すら発していません。ですから、contain somethingとhave something in itを使い分けることに気を配る必要性は極めて低い(実質的にゼロ)です。ネイティブと同じくらい自然な英語を目標にできる人は別として、「やや固くてぎこちなさは残るが、誤解されず相手に失礼のない無難な英語」を目標にする方が現実的ではないでしょうか。
「ネイティブはこう言う・言わない」という本を読めば「なるほど~」と感心することもありますが、微妙なニュアンスを学ぶよりもっと優先すべき課題が沢山あります。学習効率を考えると、この手の本を読む暇があったら他のことに使うべきだと思います。これはあくまで私個人の意見ですが。
5. すべての英語学習者が区別すべき事
日常会話でa lot ofを使うかmanyを使うか神経質になる必要は無いでしょう。確かに使用頻度はa lot ofの方がやや高いですが、manyを使って聞き手が戸惑ったり顔をしかめることはありません。
一方、containとincludeは区別すべきです。This coffee contains a lot of caffeine.は正しいですが、This coffee includes a lot of caffeine.は間違いです。これは「ネイティブはこう言う・言わない」ではなく、「EFL学習者でも必ずこう言わなければならない」というレベルの問題です。この意味で「ネイティブはこう言う・言わない」本を買う必要はないが、「類似表現の使い分け」本は実用的で読むと為になると言えるでしょう。
珍しくまともな記事をアップしたので、ドヤ顔をしている ... (^_^v)
読者から反響がないので少し戸惑っている ... o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)o
渾身のネタがウケなかったことに気付く ... ( ̄O ̄)
しょんぼり ... (´・___・`)
Posted by 人生伍年 at 00:01│Comments(0)
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